法人を設立して、いざクレジットカードを作ろうと思い、いろいろ調べてみたら、どうやら法人カードは業歴3年以上で、2年連続黒字決算であることが一般的な審査基準のようでした。

設立したての企業は倒産リスクが高いので、発行する側にしてみれば当然といえば当然なのですが、小額決済でも都度現金で用立てするのは、非常に面倒です。

じゃあ審査基準が甘いところがあるかというと、個人に発行するカードとは違って、業暦や資本金で評価されるわけで、設立1年未満では難しいでしょう。

法人カードにも種類があって、主に大企業のための経費決済用カードとしてに発行されるコーポレートカードと、中小企業/個人事業主向けカードのビジネスカードがあります。

コーポレートカードは決済権を与えた社員に持たせるもので、1社で数枚、数十枚と発行するものではないかと思います。一方で個人事業主にも発行してくれるビジネスカードは、社長のほかにせいぜい総務担当の人がもてれば十分です。

私の会社のような零細企業はビジネスカードで十分なことは言うまでもありません。

それで気を取り直して調査を進めた結果、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードが設立1年未満でも作れそうだということがわかりました。

アメリカン・エキスプレスには、空港ラウンジサービスや限度額の高い海外旅行傷害保険も付いています。顧客満足度の高いステイタスカードの代表格ですよね。「世界の信頼」とまで言われるアメリカン・エキスプレスです。

さっそくアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドに申し込みました。何度か電話のやり取りの中で、枠の希望額を伝えたりして、無事発行されました。手許に届くまで2週間程度だったと思います。

限度額が10万円位だったらあまりカードの意味がないなと思っていましたが、そんなこともなく、ほぼ希望していた枠がいただけて満足です。ヒストリを積んでから交渉すれば、もっと上げてくれそうな気がします。

そんなこんなで、設立間もないオーナー社長さんには、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドをお勧めします。